ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20071106

エクスマキナ -Appleseed Saga Ex Machina

CGアニメとは思えない布の質感には脱帽でしたけど、個人的には、見所はそこくらいかな…。技術的にはすごいと思ったけど、全体的に薄っぺらいんですよね。アップルシードには思い入れ無いし。

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20070819

ベクシル 2077日本鎖国

どこに面白さを見いだせばいいのか判らなかった。物理的に無理のあるシーンもあったし…。何度失笑したやら。

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20070729

レミーのおいしいレストラン - Ratatouille


今回観たのは字幕版です。PIXER信者になってしまいそう。作り込みが半端無いですから。多分、もう1回観にいくと思う。端折られてるというより凝縮されてる感じで、すごく濃くて没入できる。買ってたドリンクを、映画に集中してて半分くら飲み忘れたくらいですから。終わり方も良かった。

恒例のショートフィルム『Lifted』は笑えた。

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20070321

ハッピーフィート(字幕版) Happy Feet

オススメ度: B+かなりノリノリのペンギン・ミュージカル。
観ながら手拍子とかしたくなる。
さらに、CGアニメということを感じさせないリアリティ。
人間は実写で出てきますけど、
むしろCGのペンギンたちの方がリアルに感じた後半。

観たあとに知りましたが、キャストも渋い。
個人的に目に付いたところを挙げると、
主人公マンブルがイライジャ・ウッドさん、
マンブルの父メンフィスがヒュー・ジャックマンさん、
コウテイペンギンの長老ノアがヒューゴ・ウィーヴィングさん、
イワトビペンギンの教祖様ラブレイスがロビン・ウィリアムズさん。
などなど。

イワトビペンギンたちは、可愛いなぁ。
アミーゴスはいかにもラテン系な陽気さで面白いし、
ラブレイス様、あんた、それ6缶パック!!(爆笑
とツッコミ。

環境問題を意識したっぽいストーリーは、
まあ、あれはあれとして、
ノリとスピード感を楽しむ映画です。
ミュージカルが苦手でも、
出てくるのはペンギンだから、楽しく観られるかも。
白と黒なのが可愛いし。

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20070105

鉄コン筋クリート Tekkonkinkreet

オススメ度: B-本来声優でない役者さんだと、
中の人が透けて見える様に感じることがよくありますが、
本作は、全くそんな弊害は無し。
二宮君、実はすごいんじゃない?と思った。

映像の作りとしては、すごいと言わざるを得ません。
一見、雑なようにも見えますが、
緻密さを積み重ねて作られてることが解ります。

ただ正直ね、密度が濃過ぎる。
原作を読んでないせいか、密度についていけない。
不快でないレベルですがね。
過剰なほどにディテールを描き込む手法は、
『千と千尋の神隠し』にインスパイアされたのでしょうか?
いや、松本大洋氏のオリジナルをそのまま反映してるのでしょう。

ちなみに「宝町」の読みが「たからまち」になってるのは、
松本氏公認だそうです。

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ちょっと凹んだのは、
主人公クロの設定が、
『BLEACH』の黒崎一護と微妙にかぶってるな、ってこと。
名前からして微妙にかぶってるし。
なんか、流行ってるんでしょうか?
主人公の内面に強大かつ邪悪な力を内在させる手法。
別に、
どっちがパクってるとか、そういうことを問題にしたいわけではなくて、
単純に、なんか損した気分ですよね。
観る側としては、新鮮さが少なくて。
で、さらに言うと、
その辺の演出は、綺麗だったけど、
イマイチ響いてこなかったんですよね...。
私が不感症なだけでしょうか。

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20061223

劇場版BLEACH Memories of Nobody

オススメ度: Cこれの原作は、単行本全巻もってます。
ただし、単行本派なので、
アニメ版固有の設定は知りません。

正直、釈然としないところが多々あったなぁ...。
物語も、90分もかけてやるほどの内容じゃないな、って感じですし。
基本、子供向けだから仕方ないのかもしれないですが。
前半、やたらと説明的すぎるやり取りが多かったのも気になります。
とってつけたように、原作の名場面(?)を継ぎ接ぎしてるのも、
なんだかなぁ、って感じ。
オチとかバレバレなので、
単純に戦闘シーンを楽しめってことでしょうか?
そういう意味では、
“戦バカ”剣八と“シスコン”朽木隊長がカッコ良かったです。
主人公の黒崎一護よりもカッコ良かったです。
個人的見所は、以上2点と、ラストシーンか。

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(以下、BLEACHファンのみ解る感じの批判)
出てこなくても良かったんじゃないか、っていう人もチラホラいましたけど。
特に石田雨竜。出てきた意義不明です。
チャドはまだ解るけど。

浮竹隊長は、現世に出て来れるほど体調が良くなったんですね(皮肉)。
その辺も含め、隊長格が出しゃばりすぎでしょ。
まあ、そのおかげで、
十一番、六番の両隊長の勇姿が観られたわけなので、
感謝しておきますか。
特に六番隊長さんは、タイミングが絶妙すぎ。

あと、浦原商店の位置づけが、微妙...。
何でシレッと日番谷君が上がり込んでんだか。
浦原さんも単なる解説役みたいになっちゃってるし。

ラストシーンは、
お子様的には「書いてないジャン!」ってツッコむところでしょうけど、
私的には、ツボ。
ここだけは「一護、GJ!」って思いました。
ちょっと泣けた。

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20060821

『時をかける少女 絵コンテ』ゲット

(『トキカケ』鑑賞記その1その2その3その4
私が行く先、行く先品切れで、
なかなか手に入らなかった『トキカケ』の絵コンテ。
やっと手に入りました。
5回目を観に行った劇場で。
今回行ったところは、在来線で片道1時間半くらい。
旧き佳き映画館、って感じのシアタでした。

絵コンテ観ると、また「ほーぉ」って感じ。
カットされたシーンもあるんだね、とか。
あ、でも、
一つだけ使ってほしかったカットがあったなぁ。
投げられた消火器を躱すシーンがあるんですが、
絵コンテでは、その直後にいいカットが入ってるんですよ。
たぶん、流れを重視して泣く泣くカットされたんじゃないかと、
勝手に妄想しております。

柵の向こうにも(見える?)

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20060812

時をかける少女(4回目)

オススメ度: A+(『トキカケ』鑑賞記その1その2その3
4回目ともなると、
最早、ネタとして観に行っていると思われても
仕方のないレベルですが、
観たいんだから、しょうがない。

で、実は、
私が住んでいる県内では、
上映が終了してしまいました。
来週には、同県内の別の映画館で上映開始ですが、
それまで待ちきれないので、
新幹線に乗って、観てきました。

つまり、ここまでして観たい、
と思えるだけの魅力があるってことです。
こんなにいい映画なのに、
上映館が少ないのが、残念でならない。
こうして、何度も観られる環境にある私は、
ラッキーです。

今回は、土地柄のせいか、
上映時間帯のせいか、
観客のリアクションがわりと大きくて、
笑えるシーンでは、しっかりざわついてました。
シアタも、いつも行ってる最新設備のところと違って、
なんだか、ちょっと懐かしい感じの造りで、
けっこう大きなシネコンなのに、和みました。

床ゴロン4

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20060806

カーズ(吹替版2回目) - Cars

オススメ度: A+
official web site(静かなBGM付き)
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吹き替え版字幕版を1回ずつ観た『カーズ』を、
また観てきました。

いいものは、何回観てもいい!

まだまだ観たいですね。
というのも、
クルマをモチーフにした隠しアイテム(?)を、
探し足りないから。
今回、新たに、テールランプ型の花に気がつきましたが、
まだまだありそうな予感。

あ、観るなら、できればデジタル上映で。
夜景とか、ボディの映り込みとか、
キレイすぎ。

ああ、早くDVD化されないかなぁ。

あーつーいー

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20060805

時をかける少女(3回目)

オススメ度: A+すでに2回観ましたが(1回目、そして2回目)、
懲りずに、また観に行ってきました。
私が通ってるシネコンでは、
朝一番か、深夜の上映しかなかったので、
今朝は、早起きして。

回を重ねるごとに、観客が多くなってる気がするのは、
思い過ごしでしょうか?
今回なんか、朝8時台からの上映回だったのに。
口コミで(?)、面白いってことが広まってるのかな、
と、うれしくなります。

たいていの作品は、何回も見ると、
次第に感動が薄れるはずなんですけど、
『時をかける少女』は例外。
「3回目の7月13日午後4時の踏切」シーンは、
何度でも私の胸を鷲掴みます。
「嗚呼! 真琴が彼らとすれ違った瞬間が!!!」←My心の声

最後のタイムリープのシーンも、大好き。
その決断の、揺るぎなさが。

あ、そうそう、やっぱり、
紺野真琴には高いシンクロ率で感情移入してる、
ということでファイナルアンサ。

ていうかですね、この映画はアニメで正解。
実写じゃ、わざとらしくなっちゃって、
萎えそう。

ドアップ

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20060729

ゲド戦記 - TALES from EARTHSEA

オススメ度: B-
official web site(BGM『テルーの唄』)
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さすがスタジオジブリ、と思わされる動きでしたけど、
物語としては、ちょっと「?」。
わりと、こぢんまりとした話なのに、
『戦記』っていうのは、どうかな?
とか、根本的なところにつっこんでしまいます。
こぢんまりというか、3部作の真ん中みたいな雰囲気。
と、またしても原作を知らずに適当なことを言っています。

正直、予告編で見せすぎ、というのもあったのですが、
見せすぎにならざるを得ないくらいの内容だった、
と意地の悪い解釈もできます。
同系統のジブリ作品で言えば、
『ハウルの動く城』のほうが見応えはあったような。
というか、そもそも「面白いかどうか」、
という評価基準で測れない感じ。

「頑張って生きなきゃな」という教訓は得られました。
『もののけ姫』以上に。

今、まさに、飛びかからんとす

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20060728

時をかける少女(2回目)

オススメ度: A早くも2回目を観てまいりました、
時をかける少女』。
ちょっとした常習性があります。
というか、紺野真琴に惚れた?
どっちかというと、
彼女に感情移入してると思ってたんですけど。

2度目でも、心に響くなぁ。
1回目と違って、展開がわかってるので、
響く心構えができるのがいい。
そして、展開がわかっていても、泣ける。

ああ、それから、
「魔女おばさん」こと芳山和子も、いい。
ああいうキャラを目指したいです。

追伸: 3回目を観てきました。

置物みたいPart2

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20060723

時をかける少女

オススメ度: A原田知世さん主演でヒットした1983年の作品の
続編的なアニメーション映画です。
より正確には、原作小説の続編的、というべきですが。
舞台は、現代の東京です。

奔放な女子高生・紺野真琴が時間を跳躍する能力を得て、
最初は、やりたい放題やるわけですが、
その過程で、大事なことに気づいて、
少女は一回り成長することになるわけですよ。

アニメなんで、いかにもアニメっぽいところもありますけど、
いい空気感が好みです。
下手な実写映画より現実的ですし。
なにより「描きすぎない」ところがいいです。
単に話を端折ってるわけじゃなくて、
うまいこと観客の想像力をかき立てる演出で、
シーンとシーンの間とか、登場人物の将来のこととかに、
自然と思いを巡らせられるんです。
そして、切ない余韻。
これは、何度でも味わいたいです。
なので、また観るかも。

しかし、私が行った劇場では昨日公開だったのに、
いやにお客さんが少なかったな…。
みんな『パイレーツ・オブ・カリビアン』の方?

超細かいツッコミをしておくと、
交叉点にある進行方向を指示する道路標識に「ここから」はありえない。

追伸: もう1回観ました。
____3回目も観てきました。

「クリップがうまくつかめにゃい…」

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20060708

ブレイブ ストーリー - Brave Story

「配役はいいのになぁ…」度 - 7点(10点中)単純に豪華なキャストというだけでなく、
それぞれ、ちゃんと役にハマってる感じ。
というか、本来声優でない人が声優をやって失敗すると、
キャラクタの顔が演じている人の顔に見えてくるんですけど、
それはなかったです。

物語は端折りすぎ、圧縮しすぎです。たぶん。
またも、原作を読まずに適当なことを言っておりますが。
でも、なんと言うか、
なぞらされてるだけのように感じるんですよね。
それなら、あらすじだけでいいです、と。
感情移入できませんでした。
最後のオチも、感動する流れのような感じなんですけど、
そこにつながるあらゆる演出が浅くて、欠伸が出ました。

あと、単純にアニメーション映画としても、
所々、詰めの甘いところがあって、
萎えました。
カット割りが不可思議だったり、
物理的な動きとして、イマイチだったり。
わざとらしいくらいの動きを入れるピクサー作品のあとだったせいで、
余計にそう感じるのかもしれませんけど。


おいしい夢を見たような気がする…

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20060707

Cars - カーズ

「吹き替え版の方が、やや好み」度 - 6点(10点中)吹き替え版の方を先に見ましたが、
字幕版も観てまいりました。
カッコ良さは、変わらず。
レースシーンは、前回同様、キました。
相変わらず、
ルイジ&グイドは可愛かったです。

新聞やらトロフィーの文字が日本語になるのは、
吹き替え版のみの仕様みたいですね。
DVDでは、どうなるんだろう。
オープニングのレースシーンにかぶせてあった
「ウォルト・ディズニー」とかのロゴは、
英語版の方がカッコ良かったかな。

背景にも、要注目です。
岩山の形が、ホットロッドや、テールフィンや、
キャブレータの形になってます。

字幕で1カ所だけ、
レース好きでないとわからない言葉を使ってるところがありまして、
先に(?)解説しておきますと、
レースにおける「ドラフティング」とは、
先行する車の真後ろに付いて、
空気抵抗を減らすテクニックのこと。

ところで、CGアニメはデジタル上映が似合いますね。
前回はデジタルで、今回はフィルムだったんですけど、
映像のクリアさが、段違いです。
しかも、CGだとそれが如実にわかります。


はっ!?

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20060701

カーズ - Cars

「スポーツカー復権希望」度 - 9点(10点中)いやー、かっこいいです。
最後のレースのシーンは、『頭文字D』の10倍いいです。
かっこよすぎて、涙が出ます。
ちゃんとドック(田舎町ラジエーター・スプリングスの重鎮的存在)からの教訓を、
主人公ライトニング・マックイーンがバッチリ実践してるあたりに、グッと来ます。
冒頭にもレースのシーンがあるんですが、
このシーンだけでも、下手な邦画1本分よりいいです。
カメラワーク(?)に躍動感。

それから、脇役がかわいい。
特に、タイヤ屋のルイジ(右上)とグイド(右中)が超かわいいです。
彼らが憧れのフェラーリに会えたときのリアクションには、
劇場中が笑いました。
なによりルイジは、ジローラモさんの吹き替えがハマりすぎです。
(諸事情により、今回は吹き替え版を観たのです。)
あと、レッカー車のメーター(右下)もかわいい。
めちゃくちゃ天然ボケで、
「気づくの遅いわ!」とかツッコミ入れそうになりましたもの。
かわいいから許しますけど。

それからそれから、
細かいいいところを言っときますと、
劇中に登場する新聞やテレビの見出しとかが、
ちゃんとした日本語表記になってるところに地味に感動。
フツウの洋画なら、
英語表記のままで日本語字幕が付くところですけど。
徹底的に子供でも観やすいようにしている、
ということでしょうね。

ちなみに、
右の画像の壁紙サイズのものが、公式サイトでダウンロードできます。
というか、ダウンロードしたものを元につないでます。

実は、ピクサー作品をちゃんと観るのは初めてなんですよ。
で、本編の前にショートフィルムが付くのは、
あれはピクサー標準装備?
『ワン・マン・バンド』っていうタイトルの作品でしたけど、
一言もセリフがなくても、しっかり面白かったです。
いい感じに気分がほぐれました。
フツウに笑えたし。
『トムとジェリー』とかが好きな人なら、
きっとツボに入るはず。



マターリ

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