ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060701

カーズ - Cars

「スポーツカー復権希望」度 - 9点(10点中)いやー、かっこいいです。
最後のレースのシーンは、『頭文字D』の10倍いいです。
かっこよすぎて、涙が出ます。
ちゃんとドック(田舎町ラジエーター・スプリングスの重鎮的存在)からの教訓を、
主人公ライトニング・マックイーンがバッチリ実践してるあたりに、グッと来ます。
冒頭にもレースのシーンがあるんですが、
このシーンだけでも、下手な邦画1本分よりいいです。
カメラワーク(?)に躍動感。

それから、脇役がかわいい。
特に、タイヤ屋のルイジ(右上)とグイド(右中)が超かわいいです。
彼らが憧れのフェラーリに会えたときのリアクションには、
劇場中が笑いました。
なによりルイジは、ジローラモさんの吹き替えがハマりすぎです。
(諸事情により、今回は吹き替え版を観たのです。)
あと、レッカー車のメーター(右下)もかわいい。
めちゃくちゃ天然ボケで、
「気づくの遅いわ!」とかツッコミ入れそうになりましたもの。
かわいいから許しますけど。

それからそれから、
細かいいいところを言っときますと、
劇中に登場する新聞やテレビの見出しとかが、
ちゃんとした日本語表記になってるところに地味に感動。
フツウの洋画なら、
英語表記のままで日本語字幕が付くところですけど。
徹底的に子供でも観やすいようにしている、
ということでしょうね。

ちなみに、
右の画像の壁紙サイズのものが、公式サイトでダウンロードできます。
というか、ダウンロードしたものを元につないでます。

実は、ピクサー作品をちゃんと観るのは初めてなんですよ。
で、本編の前にショートフィルムが付くのは、
あれはピクサー標準装備?
『ワン・マン・バンド』っていうタイトルの作品でしたけど、
一言もセリフがなくても、しっかり面白かったです。
いい感じに気分がほぐれました。
フツウに笑えたし。
『トムとジェリー』とかが好きな人なら、
きっとツボに入るはず。



マターリ

ラベル: , , ,