ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060702

着信アリ final

「キャスティングを考え直してほしい」度 - 7点(10点中)ホラー映画なんですから、
笑いを取れるようなキャスティングにしないでください。
高校の修学旅行が舞台になるんですけど、
引率の先生役が板尾創路さんで、
高校の用務員役がほんこんさん、って、
絶対に笑いを取りにきてるでしょ?
ホラーなのに。
その時点で興をそがれました。
ただでさえ、マナーのなってない中学生、
もしくは小学生の観客が多くて、イライラさせられたのに。

このシリーズを観るのは、初めてですが、
正直、設定というか、呪いの質が浅くて、
本能的な怖さがない、というか。
描写が中途半端、というか。
恐怖からくる混乱を描写しても、
必ずしも恐怖は表現されないのです。
呪いを阻止しようとする手段も、
なんというか非現実的で、賛同しかねます。



「お嬢様はお休みになっております」byメグ

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