ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20070819

ベクシル 2077日本鎖国

どこに面白さを見いだせばいいのか判らなかった。物理的に無理のあるシーンもあったし…。何度失笑したやら。

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20061119

ブラック・ダリア Black Dahlia

オススメ度: Dちょっと、映画とは呼びたくないな、というレベル。
原作を元に、事実を並べただけ、という感じで、
心理描写とかが全然感じ取れない。
なんで刑事たちがこの事件にのめり込んでいくのかとか、
全然わからないまま、いつの間にか話が進んでいて。
しかも、ブラックダリア事件に関係のない逸話とかが多すぎです。

もっと本筋の事件を掘り下げて描写してやれば、
いい映画になったかもしれないのに、という企画倒れ感。

眠いなら、横になればいいのに...

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20061105

デスノート - The Last Name

オススメ度: D-ちょっとした拷問でした。
こんな最低な映像を2時間も見せられるなんて...orz
前編と合計で4時間か...
10000ピースのジグソーパズルから100ピースだけ抜き出して、
無理矢理一枚画にした感じとでも言いましょうか。
いろいろと細かいフィーチャーは原作からとってきてますけど、
だから何?って感じ。
チョコレートはメロ、お面はニアだろ?とか、
ツッコんでほしいわけ?

前編のときも書きましたけど、
演出が平板すぎるんですよね。
観ながら、さらに演出する方向性を模索していました。
勝手に監督気分。
というか、「これ、編集前でしょ?」とか言いたくなる。

脚本もヒドいんですけどね。
原作では、いわゆる心の声、というか、
読み合いの応酬が面白いわけですけど、
その辺はばっさりカット。
一番許せないのは、
原作単行本7巻『二択』の回でのレムの葛藤が、
0.1μgも再現されていないこと。
もっとヒドいのは、
解説のようなセリフや脚本家の考察みたいなセリフを
役者にしゃべらせているという悪逆。
というか、半分以上のセリフが「解説」だった気がする。

あと、セットとか小道具も、詰めが甘いなあ。
デスノートは「普通の大学ノート風」ということになってるのに、
映画では、妙にしっかりとした装丁のノートを使っているのは、
どーなの。
そのくせ役者が「フツウの大学ノート」とか言っちゃってるのは、
白々しい。
セットは子供っぽ過ぎる。
というか、均質過ぎる。
もっと、高級そうなところは高級そうに、
安っぽいところは安っぽく、
メリハリを付けて作ってほしい。

詰めが甘いのは、脚本もか。
いつの間にか心臓麻痺以外でも殺せることが
暗黙の了解みたいになってたりするし。
ほかにも、「それはないだろ...」と
溜め息をつきたくなるゴッコ遊びレベルのセリフもちらほら。

ホントにむかつくので、
今回のレヴューは公式サイトへのリンクも無しです。
あしからず。

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20061009

[試写会] 地下鉄(メトロ)に乗って

オススメ度: D+岡本綾さんが舞台挨拶に来てくれたりしたので、
あまり悪く言いたくはないんですけど、
正直、何が伝えたいのかわからなかった。
最後の、みち子(by岡本綾さん)の選択の根拠も、
よくわからないのままエンディングを迎えてしまい。

あまりにもわからなかったので、
原作の方も読み始めて、
3分の1くらいまで来てるんですが、
映画の方は、端折りすぎです。
あまりにも描写が足りない。
セリフも足りない。
私は、セリフで語る映画はあまり好きではないですが、
それでも、もっと言葉で説明してくれよ、と思い。

堤真一さん、大沢たかおさん、常磐貴子さんと、
主要キャストの演技は、素晴らしいですけどね。
もったいない。

逆光で、渋く

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20061007

夜のピクニック

オススメ度: D原作はいいのかもしれませんが、
映画のほうは…。

エピソードを詰め込みすぎで、
変なところに凝っちゃってるものだから、
正直グダグダな印象です。
「何となく気まずい関係だった2人が和解する」
ってとこがキモなら、
そこにフォーカスした映像作りをお願いします。

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20060922

シュガー&スパイス 風味絶佳

オススメ度: D+どこで盛り上がればいいのか、わからなかった。
なんか、どこにでもある感じの恋愛話で、
「何が撮りたかったんだろう?」とか思ってしまった。
柳楽さんの演技は素晴らしいし、
映像的にはいい雰囲気だったけど、
要所々々でゲンナリさせられる、そんな映画。

なんだか「いつの間にそんなことに?」みたいな展開が多くて、
つまり、説明不足。というか、むしろ説明下手。
全然のめり込めず、
でも、なんか、独り身としては、
何となく観ててつらい気持ちになるという、
そんなこんなで、凹む映画です。

よく考えたら、スタッフが同じだという『冷静と情熱のあいだ』も、
全然楽しめなかったわたしなのでした。

プリン&カラメル

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20060818

東京フレンズ The Movie - Tokyo Friends

オススメ度: D+もし私が大塚愛さんのファンだったなら、
オススメ度はB-くらいにしたかもしれない。
それくらい、ファンなら楽しめる、というか、
脳内同棲生活シミュレーションができる映画。
監督が大塚愛さんのファン、とかいうオチじゃないですよね?

すいません、ほかにいいところ(?)が見つかりません。
物語も、登場人物の感情も、流れが途切れまくりだし、
無意味に引きの画で長回しすぎ。
表情が見たいところでは、ちゃんと表情を見せてほしい。
見せないなら、見せないなりの撮り方があると思います。

「私に歌を教えたのは、アンタでしょう!」(予告編より抜粋)
と吐露するシーンは、ちょっと泣けるかも、
と期待してたんですが、裏切られましたしね。

結論として、全面的に撮り直してほしい、と。
なんか、話の大筋と、ドラムにネクタイ、ってあたりが、
『NANA』を意識させるのも、ちょっとなぁ。

バンダナ巻いて、お洒落さん

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20060708

ブレイブ ストーリー - Brave Story

「配役はいいのになぁ…」度 - 7点(10点中)単純に豪華なキャストというだけでなく、
それぞれ、ちゃんと役にハマってる感じ。
というか、本来声優でない人が声優をやって失敗すると、
キャラクタの顔が演じている人の顔に見えてくるんですけど、
それはなかったです。

物語は端折りすぎ、圧縮しすぎです。たぶん。
またも、原作を読まずに適当なことを言っておりますが。
でも、なんと言うか、
なぞらされてるだけのように感じるんですよね。
それなら、あらすじだけでいいです、と。
感情移入できませんでした。
最後のオチも、感動する流れのような感じなんですけど、
そこにつながるあらゆる演出が浅くて、欠伸が出ました。

あと、単純にアニメーション映画としても、
所々、詰めの甘いところがあって、
萎えました。
カット割りが不可思議だったり、
物理的な動きとして、イマイチだったり。
わざとらしいくらいの動きを入れるピクサー作品のあとだったせいで、
余計にそう感じるのかもしれませんけど。


おいしい夢を見たような気がする…

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20060702

着信アリ final

「キャスティングを考え直してほしい」度 - 7点(10点中)ホラー映画なんですから、
笑いを取れるようなキャスティングにしないでください。
高校の修学旅行が舞台になるんですけど、
引率の先生役が板尾創路さんで、
高校の用務員役がほんこんさん、って、
絶対に笑いを取りにきてるでしょ?
ホラーなのに。
その時点で興をそがれました。
ただでさえ、マナーのなってない中学生、
もしくは小学生の観客が多くて、イライラさせられたのに。

このシリーズを観るのは、初めてですが、
正直、設定というか、呪いの質が浅くて、
本能的な怖さがない、というか。
描写が中途半端、というか。
恐怖からくる混乱を描写しても、
必ずしも恐怖は表現されないのです。
呪いを阻止しようとする手段も、
なんというか非現実的で、賛同しかねます。



「お嬢様はお休みになっております」byメグ

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