ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20070114

ラッキーナンバー7 Lucky Number Slevin (R15)

オススメ度: Bブルース・ウィリスさんは
「最強の殺し屋」って言う肩書きが好きなんでしょうか?
『隣のヒットマン』然り。

あ、本作の主人公は、ジョシュ・ハートネットさんasスレヴン。
仕事をクビになり、女にも逃げられ、
友人ニックを頼ってニューヨークにやってきた朝から、
ギャングに(人違いで)呼び出し喰らって、
大変なことに巻き込まれていく。
そんな話。
ていうか、こんな「冴えない男」みたいな役なのに、
カッコいいなあ。

わりとベタなコメディっぽい展開から、
真相が明るみになるにつれ、どんどん血生臭くなっていきます。
いいですね。このノリ。
殺し方とかも、徹底してますね。

前半で、「ちょっとベタ過ぎない?」
ってシーンも、ちゃんと後半への伏線(?)で、
種明かしの段になって「なるほどね」って感じでした。

勘のいい人は、
正体の明かされていない人物が誰なのか、
早い段階で気づくだろうな。
私は、わりと遅くまで確信できませんでしたが。
何となく疑ってはいたものの、
確信したのは、折り返し地点的シーンにて。

なんか、ちょっとでもネタバレっぽいことを書くと、
ここを読んでから観に行った人の顰蹙を買ってしまいそうなので、
これ以上書かないでおこう。

ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、
モーガン・フリーマン、ベン・キングズレイ、
ルーシー・リュー、スタンレー・トゥッチ
この豪華キャストのうち、誰か一人でも好きなら、
とりあえず、観に行くべし。
あと、推理小説好きの人も、是非。

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