ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060630

SAYURI - Memoirs of a Geisha

「美しい」度 - 10点(10点中)すいません、チャン・ツィイーさんのファンなので、
評価が、どうしても甘くなってしまいます。
「大和撫子の鑑」なんて評価をしてしまいそう。

この映画の時代背景とかは、
物語を引き立てる“刺身のツマ”のようなもので、
主人公SAYURIの一途さや、
女同士の熱い火花散る争い、
そんな要素が美しくも華麗に描写されています。
なまじ日本を舞台にした映画なので、
キャスティングやセリフの問題など、
ちょっとした懸念もあったのですが、
杞憂でした。
日本人俳優の中では、桃井かおりさんの演技が出色。
いい空気感を作ってました。

本当に美しいと思える映画なので、
もうすぐ発売されるらしいDVDを、
ぜひ手に取っていただきたいです。



そこでツメ研ぐなっ