ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20061223

劇場版BLEACH Memories of Nobody

オススメ度: Cこれの原作は、単行本全巻もってます。
ただし、単行本派なので、
アニメ版固有の設定は知りません。

正直、釈然としないところが多々あったなぁ...。
物語も、90分もかけてやるほどの内容じゃないな、って感じですし。
基本、子供向けだから仕方ないのかもしれないですが。
前半、やたらと説明的すぎるやり取りが多かったのも気になります。
とってつけたように、原作の名場面(?)を継ぎ接ぎしてるのも、
なんだかなぁ、って感じ。
オチとかバレバレなので、
単純に戦闘シーンを楽しめってことでしょうか?
そういう意味では、
“戦バカ”剣八と“シスコン”朽木隊長がカッコ良かったです。
主人公の黒崎一護よりもカッコ良かったです。
個人的見所は、以上2点と、ラストシーンか。

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(以下、BLEACHファンのみ解る感じの批判)
出てこなくても良かったんじゃないか、っていう人もチラホラいましたけど。
特に石田雨竜。出てきた意義不明です。
チャドはまだ解るけど。

浮竹隊長は、現世に出て来れるほど体調が良くなったんですね(皮肉)。
その辺も含め、隊長格が出しゃばりすぎでしょ。
まあ、そのおかげで、
十一番、六番の両隊長の勇姿が観られたわけなので、
感謝しておきますか。
特に六番隊長さんは、タイミングが絶妙すぎ。

あと、浦原商店の位置づけが、微妙...。
何でシレッと日番谷君が上がり込んでんだか。
浦原さんも単なる解説役みたいになっちゃってるし。

ラストシーンは、
お子様的には「書いてないジャン!」ってツッコむところでしょうけど、
私的には、ツボ。
ここだけは「一護、GJ!」って思いました。
ちょっと泣けた。

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