ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060708

ブレイブ ストーリー - Brave Story

「配役はいいのになぁ…」度 - 7点(10点中)単純に豪華なキャストというだけでなく、
それぞれ、ちゃんと役にハマってる感じ。
というか、本来声優でない人が声優をやって失敗すると、
キャラクタの顔が演じている人の顔に見えてくるんですけど、
それはなかったです。

物語は端折りすぎ、圧縮しすぎです。たぶん。
またも、原作を読まずに適当なことを言っておりますが。
でも、なんと言うか、
なぞらされてるだけのように感じるんですよね。
それなら、あらすじだけでいいです、と。
感情移入できませんでした。
最後のオチも、感動する流れのような感じなんですけど、
そこにつながるあらゆる演出が浅くて、欠伸が出ました。

あと、単純にアニメーション映画としても、
所々、詰めの甘いところがあって、
萎えました。
カット割りが不可思議だったり、
物理的な動きとして、イマイチだったり。
わざとらしいくらいの動きを入れるピクサー作品のあとだったせいで、
余計にそう感じるのかもしれませんけど。


おいしい夢を見たような気がする…

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