ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060810

ソウ - Saw

オススメ度: ADVDも持っている『SAW』。
映像がクールで、好みのタイプです。

主人公のゴードン医師とアダムがおかれた
あのシチュエーションは、ホントに怖いです。
「逃げたければノコギリ(Saw)を使って、
 鎖ではなく足を切って逃げろ」って状況で、
冷静でいられようか?(反語)
そして、ゴードンの最後の決断に涙。
直後の真犯人『ジグソウ』登場で、驚愕。
最期のアダムの絶叫は最早、痛快ですらある。

結末は、意外とか、騙された、とか、
そういうレベルの話じゃないです。
サッカーの試合をしてたつもりなのに、
走者一掃の3塁打で逆転サヨナラを決められたような感じ。
だから、人によってはツマラナイ映画かも。

ジグソウの、これまでの標的の話も出てきますが、
これまた痛そう!
カミソリだらけの部屋とか、
時限式口裂け女マシン(?)とか。
生きながらにして腹を裂かれた人は、
『踊る大捜査線 the movie』でもいましたね、
そういえば。
この辺は、言ってみれば刺身のツマみたいなもので。
というよりも、
こういうシーン群で、観客の冷静さを奪おう、
という魂胆?
だとしたら、私はまんまと乗せられました。

床ゴロン3

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