ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20061119

トゥモロー・ワールド Children Of Men

オススメ度: B-面白い、というか、頑張ったな、と思った。
話の展開自体は、ありがちというか、
それほどヒネリはなかったです。
強いていうなら、主要登場人物が、
意外なタイミングで死ぬことくらいか。

長回しの多用とか、カメラのレンズに血のりがついたりとか、
そういうところが、映像のリアルさを引き出していて、
良かったです。
そのリアルで殺伐とした戦場のシーンから一転、
子供のために道をあける人々の表情に、
ジワーンと涙が。
この映画の意図が伝わります。
できれば、エンディングの最後まで席を立たないでくださいね。
音だけで、いい演出をしています。

あと、車好きとしては、
こういう近未来もので撮影に使われる車を見るのは楽しいです。
ムルティプラ(前期型)は、こういうときは使いやすいよね、とか、
アヴァンタイム(2ドアクーペ)のドアぶった切って
4ドアにしちゃってるよ...、とか、
細かくツッコミながら観ました。
そういえば、アクセラがスクラップになってたような...。

何となく、映画のイメージに合う感じ?

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