ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060925

イルマーレ - The Lake House

オススメ度: B+パラドックスは無視した感じですが、
いいです。
無視してても、いい。
もともとがちょっとファンタジックな話だから、
少々の矛盾は気にならない、というか。
深刻な矛盾はないですし。

ぶっちゃけた話、
リメイク元の方を観ていないわたしでも、
途中でラストまで展開が読めました。
具体的に言うと、
2006年のバレンタインデーに、
ケイト(byサンドラ・ブロックさん)の目の前で
交通事故が起きたシーンで。
物語を構成する要素の少なさは、
あえて展開を読めるようにしてあるとさえ思えます。

でも、読めていても、泣けました。

終盤、通りを挟んでケイトを見つめる
アレックス(byキアヌ・リーヴスさん)の表情と、
そのとき彼が手にしていた手紙と、
彼らを繋ぐ郵便受けの前に頽れる2年後のケイトと、
全てがいいバランスで、
間がいい。
そこからラストシーンまでの流れも、
いいなあ。超好み。

飼い犬の名前が、
『スピード』のときのキアヌさんの役名と同じなのは、
偶然? わざと?

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