ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060916

ワイルドスピードX3 Tokyo Drift - The Fast and the Furious: Tokyo Drift

オススメ度: C
official web site(音量に注意)
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「ポール・ウォーカーさんが出ないワイルドスピードなんて…」と、
期待してませんでした。
で、期待しないで正解。
これまでのシリーズとは別物だと思ってみた方が良いです。
日本が舞台なのに、日本人俳優はほとんど出てないし、
日本語のセリフも、なんかビミョー。
シナリオも、
日本と言えばヤクザ映画、
みたいな安易な思いつきっぽいのもいただけないなぁ…。

ちょっと、子供騙しすぎ、というか、
詰めが甘いな、とも。
主要な登場車には、
フェイクのナンバープレートを付けてますけど、
フォントと配置が古めかしい。
何十年前のナンバープレートを参考にしたんだか。
ていうか、ランエボに4ナンバーとか、勘弁してください。
公式サイトで落とせる壁紙にも、モロに…orz
頭文字D』のは、フェイクのナンバーでも気にならなかったのに。

クルマ好きなら、映画としてではなく、
細かいツッコミどころ満載ということで楽しめるかも。
ちらっと出たTVRタスカンは、あれは確か広報車だな、
(ナンバープレートから類推)とか、
ランエボをFRにしちゃったら、ランエボの意味ないじゃん、とか、
リアルのドリキン土屋圭市さんカメオ出演とか、
字幕は「86年式のカローラ」ってなってたけど、
ハチロクのことを言ってるんじゃないの?とか、
69年式マスタングにRB26DETTってのは、いくらなんでも…とか。

ちなみに、
第1作『ワイルドスピード』を観てから行けば、
最後のシーンは笑えるはず。
わたしは大笑いしました。

抜き足、差し足、忍び足♪

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