ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060712

交渉人 真下正義 - Negociator, Mashita Masayoshi

「要『ユースケ・サンタマリア』断ち」度 - 7点(10点中)昨日脈絡もなく『容疑者 室井慎次』を取り上げたので、
その流れで、今日は『交渉人 真下正義』。

かっこいいですよ、國村隼さんが。
ああいう、ちょい頑固おやじ系をやらせたら、
右に出る者がありませんね。
ビシバシと地下鉄司令所で指示を出す姿に
しびれます。

犯人が乗っ取った地下鉄車両「クモ」を、
スピルバーグ監督『激突』のタンクローリと対比した人がいましたが、
さもありなん、というか、激しく同意。
『激突』で追われるのは、1人の男だけど、
『交渉人 真下正義』で追われるのは、100万の乗客。
ギリギリな緊迫感です。
下手なホラー映画よりも怖いです。

ユースケ・サンタマリアさんがカッコいい役をやるので、
バラエティに出る彼を、
半月くらい見ないようにした方が良いと思います、
というのが、冒頭のユースケ断ち。

CGが安っぽいのと、
脚本が解りやすすぎるのと、
Error表示のインパクトが弱いのが気になります。
でも、
『踊る』シリーズ好きなら笑えるシーンも沢山あるし、
ファンでなくても、楽しめる作品。

下で姉さんが寝てるので、静かに!

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