ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060718

姑獲鳥の夏

オススメ度 - C+「うぶめ」と入力して「姑獲鳥」と変換できたことは、
ちょっと意外でした(※ことえり使用)。
それは兎も角、京極夏彦さん原作の『姑獲鳥の夏』。
京極作品は読んだことがないので、
どんなもんなんだろう、
という興味もあったのですが、
というか、
あの、製本技術の限界に挑んでいる感じの分厚い小説が、
果たして、自然に映画化されてるのかどうか、
という点が気になってました。

なんというか、演劇的な演出で、
象徴的なシーンが多かったな、という印象。
この演出は、作品の雰囲気に合ってるかもしれない。
ただ、京極堂(by堤真一さん)のセリフは、
全般的に長過ぎて、説明的過ぎます。
原作のままなのかもしれませんが。
京極作品を読んでる友人の弁では、
堤真一さんas京極堂は、違和感があるようです。

そんなわけで、
元も子もない言い方をしてしまうと、
この作品の見所は、
原田知世さんと、田中麗奈さんです。

ドア、開けて…?

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