ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060715

日本沈没

オススメ度 - B-豊川悦司さんは、マジでカッコいいですね。
この『日本沈没』で再認識しました。
予告編だと、なんだか傲慢な学者風の役に見えますが、
もっといい感じの人です。
子供っぽいところもあるけれど。
豊川さんが良すぎて、
主演の草彅くん、柴咲さんがちょっと霞みました。

パニック・ムービーに分類されるのでしょうけど、
映像的には、そんなにパニックじゃなくて、
一般市民のパニックと、識者の奔走のバランスは、
『デイ・アフター・トゥモロー』くらいの感じ。
なんとなく、『ディープ・インパクト』を彷彿とさせるシーンもありましたね。

あら捜しをすると、
劇中に登場する猫が、撮影スタッフを意識しすぎ、とか、
テロップでの説明が、ちょっと過剰、とか、
深海での爆発で、そうなるか? とか。
そういう細かいところに目をつぶれば、
スペクタクル系邦画としては望外に妥協のない作りで、
見応え十分です。
積極的に薦めるほどではないですが、
観て損はないと思います。

一気呵成に沈むのかニャ

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