ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20061210

007 カジノ・ロワイヤル - Casino Royale

オススメ度: C+『007』シリーズとしては、
なかなか生々しくて、おもちゃっぽさが少なかったと思う。
あくまで『007』にしては、という条件付きですが。
ボンドへの拷問シーンとか、
あれは、ホントに痛そう、というか、
絶対にあんな拷問されたくない、と思いました。

ギネス記録に認定されたというカースタントは、
(アストンマーティン DBS が高速走行から横転するシーン)
そのわりには大したことなかったかな?
ちょっとカメラ位置が遠過ぎるんですよね。

それなりに心拍数が上がる作りなので、
観た直後は「まあまあ良かった」と思ったんですが、
時間が経つと印象が急速に薄れていくのは何でだろう。

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重厚感の不足か。
カジノのシーンも、ありえないぐらいの額が動く賭博なのに、
その舞台としては、ちょっと安っぽい。
というか、意外とやることがセコい。
毒を盛るとか、あまりにもベタ過ぎませんか?
その解毒についても、
あんな肩こり治療器みたいな除細動器じゃ助からないのでは? と。
ああ、ここは、MI6の技術力を誉めるところか。

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