ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060627

[最近観た予告編から] ワールド・トレード・センター - World Trade Center

「これも、観ずには死ねない」度 - 10点(10点中)前にも言ったかもしれませんが、
私は、ニコラス・ケイジさんが主演する映画が向いているみたいです。
しかも、
本作は、かの同時多発テロ事件の実話を元にした映画ですから、
確実に、私は泣くでしょう。

役作りにも、かなり気合いが入っている様子。
『ロード・オブ・ウォー』のときは、
いかにも、表向きはふてぶてしく振る舞う武器商人でしたが、
今回は、
いかにも、現場を愛する老警部補、という感じです。
シブかっこいい。

予告編では、旅客機が激突したWTCに、
勇気を持って踏み込む警官たちが、
倒壊したビルの中に閉じ込められるシーンまで。
この崩れたビルの中のシーン、どこかで観たな、
と思ったら去年公開だった『炎のメモリアル』も、
直接的ではないにせよ、
WTCで命を落とした消防隊員たちへのリスペクトということで、
まさに、同じようなシーンがありました。

『ユナイテッド93』もそうですけど、
この壮絶な事件に遭遇した人が、
どんな極限の状態に立たされるのか。
そういうところを垣間みられるかもしれない、
と思うと、気持ちが逸ります。



寛いでますが、何か?