ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060625

文庫版『ダ・ヴィンチ・コード』読了

「完全映画化」度 - 6点(10点中)公開初日に観た『ダ・ヴィンチ・コード』ですが、
その後読み始めた原作本を、やっと読み終えましたので、
比較レヴューなど、ひとつ。

「完全映画化」と銘打ってますけど、
たしかに、プロットをしっかりなぞってる、
という意味では完全かもしれません。
謎解きシーンのうち一つは省略されていましたが、
ちょっと映像化には向かないかも、という感じなので、
そこを省いたことは、責めません。

後半になるほど、要点だけを映像化して
端折っている傾向が強いみたいに感じました。
あるいは、一瞬の表情に多くの意味を持たせているか。

配役は微妙ですね。
少なくとも、ジェローム・コレ警部補と、
サー・リー・ティービングは、
小説での描写された体格と差がありすぎる気がします。
ベズ・ファーシュ警部も、ちょっとどうかな。
まあ、風貌など、瑣末な問題とは思いますが。


短足?