ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060624

M:i:3 ミッション:インポッシブル3 - Mission Impossible 3

「裏切り」度 - 5点(10点中)本公開は7月8日からですけど、
特別先行上映で観てまいりました。
が、すいません、
どこで盛り上がればいいのか、わかりませんでした。
今回のミッションがどれほど「不可能」なのか、
という描写も、ほとんどされていないに等しいですし。
グッと盛り上がれるシーンを期待しながら終盤を迎えて、
「あれ? この流れだと、もうすぐ終わるじゃん?」
と、ちょっとガッカリ。
というかですね、
予告編が、かなり無理矢理な繋ぎ方をしています。

本編を観たはずなのに、
ダイジェストを観せられたような印象なんですよ。
シーンとシーンを繋ぐカットが足りないのかも。
シナリオ自体は面白いと思ったのに、
話がうまくつながっていかないので、
なんか白けたというか、あまりのめり込めませんでした。
時間の配分は、これでいいのか? との疑問符も。

「それはありえねー!」ってツッコミそうになったネタもあり。
具体的に言うと、ランボルギーニ・ガヤルド関連で。
(予告編で爆破されているオレンジ色のスポーツカーのこと)
あの、ガヤルドは4輪駆動ですよ、と。
まさか4駆システムを取っ払ってまで、あんな改造をしたという設定?
…すいません、ツッコミがマニアックすぎました。

とりあえず、
トム・クルーズさんは、ちゃんとかっこいいですから、
そこは安心してください。



高い?