ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20070311

パフューム -ある人殺しの物語-
Perfume: The Story Of A Murderer (PG-12)

オススメ度: C+うーん、期待はずれ。
究極の香りを求める主人公のひたむきさはよく描写されてて、
映像的にも嫌いじゃないんですが、
なんかイマイチ盛り上がりに欠けたんです。
キャッチフレーズに偽り有りって感じだし。
『究極の香り(中略)に、世界がひれ伏す』
ってのは、ちょっと大袈裟。
この大袈裟さは『オーメン』のときに感じたものに似ている。
実際、主人公が作った究極の香水は、
世界がひれ伏すだけの力を持っていたようですが...。
まあ、時代背景を考えれば、あれぐらいの規模でも
『世界』ってことにしちゃっていいんでしょうか(←よくない)。

それよりも気になったのは、これってPG-12でいいのか?
R-15じゃなくて?
処刑場のシーンなんか、
うまくParent's Guideが出来るとは思えないんですけど。

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