ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060618

タイヨウのうた - A Song to the Sun

「ナチュラル」度 - 9点(10点中)
主演のYUIさんは、本来女優ではないわけで、
ちょっと、見くびっていた部分もあったんですが、
見くびったりして、ごめんなさい。
YUIさんは歌手としてのみならず、女優としてもGoodです。
役にめちゃくちゃハマってますし、演技がナチュラル。
ひょっとして、YUIさんありきで企画された映画なのかな?
と、勘繰ってしまうくらいに。

この映画は、演技、演出の“自然さ”が白眉です。
だから、観客が無理なく感情移入できます。
「この映画で初めて泣いた」みたいな試写会での観客コメントを
プロモーションで使ったりしていましたが、
それも然り、という感じですね。
こういう映画を観ると、
生きててよかった、と思えます。

ちなみに、
この映画のために書き下ろされたシングル『Good-bye Days』も、
映画とリンクした感じになってます。
CDショップで手に取って、ちょっと涙ぐんでしまいました。

ちなみに(その2)、
実際のYUIさんのライヴは、かなりロックでパワフルですので、
この映画でファンになってから観に行ったら、
ちょっとギャップを感じるかもです。


タイヨウに帰っていったのニャ