ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20060608

SPIRIT - スピリット

「アクション頼み」度 - 8点(10点中)ジェット・リーさんのアクションは、見応えあります。
ただ、中盤の酒家での格闘シーンは、
ちょっと長過ぎてダレます。
実話ベースという話ですけど、
なんか、淡々と話が進みすぎなんですよね。
演出にあと一押しが足りない、というか。
ラストも、なんだかなあ、という演出。
シナリオ自体はいい感じなのに、勿体ない。

中村獅童さんが出ていて、つまり日本人の役も出てくるわけですが、
自分が日本話者なだけに、日本人のセリフ回しに、
違和感、というか、ちょっと微妙、と思わされました。
ふつうさぁ、日本人同士がマジな会話で
日本語の途中に英文(単語ではない)混じりなんて、
ありえないでしょ?
大正時代くらいなら、なおさら。
キャストがいいだけに、こういう詰めの甘さが勿体ない。

来月の14日にDVD発売&レンタル開始らしいですが、
借りるほどではないか、という評価です。
アクションはいいけど、スカッと爽快タイプではないですし。

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誰かに呼ばれたような気がした