ムーヴィーレヴューと、ささやかなネコ

毎週のようにシネコンに通う筆者<りのづか>による、どちらかというと辛口な映画評論。ネタバレにはある程度は配慮してますけど、ある程度しか配慮していません。ネコ画像のオマケ付き。2007年4月からべつやくメソッドを導入してみました。

20061031

index 2006年10月

20061015

ザ・センチネル 陰謀の星条旗 - The Sentinel

オススメ度: C
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うーん、フツウ。
つまらないというほどでもないですけど、
面白いというほどでもない。
「多分こいつが裏切り者だろうなぁ」
と序盤に付けた目星は当たったし、
つまり、予告編での煽り文句ほど衝撃的な展開はなかった、と。

まあ、マイケル・ダグラスさんは、カッコいいです。
ファーストレディも惚れますよ、そりゃ。
キーファー・サザーランドさんは
『24』のジャック役とイメージがダブります。
「ジャックの通常業務中は、こんな感じかも」という雰囲気。

あ、ちなみに『24』は第1シーズンの途中までしか観れてません。

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20061009

[試写会] 地下鉄(メトロ)に乗って

オススメ度: D+岡本綾さんが舞台挨拶に来てくれたりしたので、
あまり悪く言いたくはないんですけど、
正直、何が伝えたいのかわからなかった。
最後の、みち子(by岡本綾さん)の選択の根拠も、
よくわからないのままエンディングを迎えてしまい。

あまりにもわからなかったので、
原作の方も読み始めて、
3分の1くらいまで来てるんですが、
映画の方は、端折りすぎです。
あまりにも描写が足りない。
セリフも足りない。
私は、セリフで語る映画はあまり好きではないですが、
それでも、もっと言葉で説明してくれよ、と思い。

堤真一さん、大沢たかおさん、常磐貴子さんと、
主要キャストの演技は、素晴らしいですけどね。
もったいない。

逆光で、渋く

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20061008

ワールド・トレード・センター - World Trade Center

ニコラス・ケイジさんの最後のスピーチが、
もっとパーソナルな感じの内容なら良かったのに。

物語の背景とか関係なく、
フツウに、苦境に立たされた男たちの物語として楽しめます。
ちょっと笑いどころも。
ただ、字幕(by戸田奈津子さん)では、
そのネタのところをすっ飛ばしてたからなぁ…。
「イエス様が、(ペットボトルの)水をもって」
という、まあ、そういうネタです。

こういう表情を見ると、「何か」が見えてるんじゃないかと

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20061007

夜のピクニック

オススメ度: D原作はいいのかもしれませんが、
映画のほうは…。

エピソードを詰め込みすぎで、
変なところに凝っちゃってるものだから、
正直グダグダな印象です。
「何となく気まずい関係だった2人が和解する」
ってとこがキモなら、
そこにフォーカスした映像作りをお願いします。

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20061004

レディ・イン・ザ・ウォーター - Lady In the Water

オススメ度: C+
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M・ナイト・シャマラン監督の新作ですが、
いわゆるひとつの、おとぎ話。
意外なオチがあるとかではなく、
映画全体で不思議な雰囲気を醸し出してる、
と、そんな感じ。

ちりばめられた小ネタは、けっこう笑えたし、
地味に伏線張ってあったり、
映像作りは、さすがって思わされました。
とはいえ、物語云々よりも、
雰囲気に浸るのがいいかも、という印象。

個人的には『ヴィレッジ』のほうが面白かったし、好きです。

何か気になります?

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20061002

涙そうそう

オススメ度: Bなんかちょっと、タイトルからして企画ものっぽくて、
あまり期待してなかったんですが、泣けちゃいました。
予告編であれだけ見せすぎてて、
展開としては、わりとベタなのに泣けたということは、
これは、監督がいいということでしょうか。
あるいは、素晴らしい兄弟愛。

ただ、泣いたポイントが、他の人とズレてるおそれ有り。
「私のことばっかりじゃなくて!
ちょっとは自分のこと考えればいいんだよ!」
(by長澤まさみさんasカオル)
のところが、一番来たかな?
ほんとは、もっとあとの方で泣いてほしいのかもしれないが。
にーにーの手紙とか。

何となく映画を観たい、というときに、
『涙そうそう』は無難な選択かもしれない。

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